~グラビアアイドルが芸能界でキラキラな恋に落ちちゃった場合~
背中越しにドアを開け、ささっと中に入り、ドアを閉めた。

それから、いすに乗ってポスターをはがそうと、いすを持ってポスターの下に移動しようとした。

でも、きっとあたし、相当慌てていたのだと思う。

いすを持ったまま、ローテーブルの角に足をぶつけて、転んでしまったのだ。


「きゃあっ。……痛ぁ~……」

いすも床に倒れたので、大きな音がたったからか。

「どうしかした!? 入るよっ!」


良くんがドアを開けて、部屋に入ってきた。


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