~グラビアアイドルが芸能界でキラキラな恋に落ちちゃった場合~
大好きだけど
***
翌朝、目が覚めると、あたしは真っ先にドレッサーの前に駆け寄った。
――良かった、目、はれてない。
昨夜はかなり泣いてしまったから、目がはれていたらどうしようかと思った。
今日も、撮影あるし。
部屋から出ると、リビングの方から、ママの笑い声が聞こえてきた。
こんな朝早くからそんなに笑えるテレビでもやっているのかなぁ、と、ぼんやり考えながら廊下を進む。
「おはよう~」
あくびをしながらリビングのドアを開けると、
「あ、おはよ!」
リビングとつながるダイニングルームで、
テーブルについている良くんが右手をあげた。
翌朝、目が覚めると、あたしは真っ先にドレッサーの前に駆け寄った。
――良かった、目、はれてない。
昨夜はかなり泣いてしまったから、目がはれていたらどうしようかと思った。
今日も、撮影あるし。
部屋から出ると、リビングの方から、ママの笑い声が聞こえてきた。
こんな朝早くからそんなに笑えるテレビでもやっているのかなぁ、と、ぼんやり考えながら廊下を進む。
「おはよう~」
あくびをしながらリビングのドアを開けると、
「あ、おはよ!」
リビングとつながるダイニングルームで、
テーブルについている良くんが右手をあげた。