グラウンドに咲く花
第1章
桜花中学校、野球部
私立桜花中学校。
今日から私が通う中学校だ。
桜の咲き乱れる通学路には同じ学区から
入学する友達が歩いている。
そして、その1人に私は話しかける。
「ねぇ、裕翔〜。私達今日から中学生だよぉ〜。同じクラスになれるといいね」
するとその人はにっこり笑って
「おぅ、でも陽菜はいつもハイテンョンだな。中学生になるってのに変わんないな」
「も〜、何その上から目線。なによ、生まれたのが3分早いからって〜」
「ははっ」
こうなるのはいつものこと。
ケンカしても最後は笑い合って終わる。
私と裕翔は世間でいう幼なじみ。
親同士の仲が良いから私達も気付いたらいつも一緒にいた。
それも、幼稚園の前から小学校までずっと。
裕翔がいるから、いろいろなことを乗り越えられたんだと思うんだ。
今日から私が通う中学校だ。
桜の咲き乱れる通学路には同じ学区から
入学する友達が歩いている。
そして、その1人に私は話しかける。
「ねぇ、裕翔〜。私達今日から中学生だよぉ〜。同じクラスになれるといいね」
するとその人はにっこり笑って
「おぅ、でも陽菜はいつもハイテンョンだな。中学生になるってのに変わんないな」
「も〜、何その上から目線。なによ、生まれたのが3分早いからって〜」
「ははっ」
こうなるのはいつものこと。
ケンカしても最後は笑い合って終わる。
私と裕翔は世間でいう幼なじみ。
親同士の仲が良いから私達も気付いたらいつも一緒にいた。
それも、幼稚園の前から小学校までずっと。
裕翔がいるから、いろいろなことを乗り越えられたんだと思うんだ。
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