彼となら、   熱くなれる
「どうして?皆が休めるなら敬吾さんも休めるんでしょ?」

「いや、僕はスキー場のヘルプへ回るから休みはない。」

「そんな!一年中働いているの?お休みはないの?」

「珠良、なぜ僕の休みが気になるんだ?」

「それは、休みがあったらいいなと思って。」

「どういいんだ?」

「だから、休日なら一日中一緒に過ごせると思って。」

「いいな、それ。一日中一緒か。」

「そう。」

「そういうの、いいな。」

「敬吾さんもそう思うの?」

「当然だよ。」

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