星になれたら。
慌てて時計を見ると6時30分になっていた。
7時まであと30分しかない。
杉本はますます青冷めると
「陽菜っ、教えてくれてサンキューな!」
それだけ言うと慌ただしく通話を切り10分で支度するとアパートを飛び出していった。
勢いよく切れた通話に陽菜はやれやれと息を吐くと携帯を閉じる。
全くいつまで経っても世話の焼ける兄である。
どっちが年上なんだか分かりゃしない。
大人びた笑みを浮かべた陽菜だがしかし心の中では、今度光とのデートを取り持って貰おうなどと企んでいた。
7時まであと30分しかない。
杉本はますます青冷めると
「陽菜っ、教えてくれてサンキューな!」
それだけ言うと慌ただしく通話を切り10分で支度するとアパートを飛び出していった。
勢いよく切れた通話に陽菜はやれやれと息を吐くと携帯を閉じる。
全くいつまで経っても世話の焼ける兄である。
どっちが年上なんだか分かりゃしない。
大人びた笑みを浮かべた陽菜だがしかし心の中では、今度光とのデートを取り持って貰おうなどと企んでいた。