メゾン・ド・リリィ
チラッと男の子を見ると、怪訝そうな顔でこっちを見ている。
そりゃそうだ、誰だって警察官と一緒にいる人を見る時はこんな顔になるもの。
よし!!喋るぞ!!
気合を入れて口を開きかけたその時
「俺は水原 舜(みずはら しゅん)。
歳は17で、近くの高校行ってる。
ぇ~っと他なんかあるかな?ねぇな。以上」
痺れを切らしたのか、前にいる男の子が早口で自己紹介をした。
僕より1個上だ。高校3年生って、みんなあんなに大人っぽいのかな。
「なんだそのつまんねぇ自己紹介は。一発芸の1つぐらいやったらどうだ?舜」
山本さんは笑いながら茶化したけど、水原君に睨まれてそっぽを向いた。
そりゃそうだ、誰だって警察官と一緒にいる人を見る時はこんな顔になるもの。
よし!!喋るぞ!!
気合を入れて口を開きかけたその時
「俺は水原 舜(みずはら しゅん)。
歳は17で、近くの高校行ってる。
ぇ~っと他なんかあるかな?ねぇな。以上」
痺れを切らしたのか、前にいる男の子が早口で自己紹介をした。
僕より1個上だ。高校3年生って、みんなあんなに大人っぽいのかな。
「なんだそのつまんねぇ自己紹介は。一発芸の1つぐらいやったらどうだ?舜」
山本さんは笑いながら茶化したけど、水原君に睨まれてそっぽを向いた。