俺の事見てくんなきゃやだ。


「ぶはっ!!!
で?俺を泥棒だと思って片手鍋?!!ウケるわ!!」

「もぅっ!!!笑わないでよぉ…」
准李に片手鍋を持っていた理由を話すと笑われた。


紅茶に砂糖をいれてかき混ぜると、雪みたいにキラキラした。
カチャカチャ食器を並べながら、プリンの準備。


「いやぁ。ねぇ?ぷぷっあははっ」

まだ笑い続ける准李。

「もう准李には紅茶入れない!!!」

「ミルクも入れて~。」

「わがまま!!!!糖尿病になれ!」





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