俺の事見てくんなきゃやだ。


え。




そんなにキモかったかな!??

「凄い幸せそうな可愛い顔してた。」

美架梨は真っ直ぐ伸ばした綺麗な髪を緩く横で結んでいた。

「それ、どんな顔?」 

私が美架梨を見て首を傾げる。
すると髪をいじっていた手を止め、私の頬に。
勢い良くむにっと

摘ままれた…


「乃亜が美味しそうにプリンを頬張ってるときの顔!」

む?!
プリン?!!

「らってひゃいすきなんらもん~!!!」
(だって大好きなんだもん~!!!)

< 14 / 20 >

この作品をシェア

pagetop