俺の事見てくんなきゃやだ。
え。
そんなにキモかったかな!??
「凄い幸せそうな可愛い顔してた。」
美架梨は真っ直ぐ伸ばした綺麗な髪を緩く横で結んでいた。
「それ、どんな顔?」
私が美架梨を見て首を傾げる。
すると髪をいじっていた手を止め、私の頬に。
勢い良くむにっと
摘ままれた…
「乃亜が美味しそうにプリンを頬張ってるときの顔!」
む?!
プリン?!!
「らってひゃいすきなんらもん~!!!」
(だって大好きなんだもん~!!!)