後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ
イヤイヤ、恋じゃなくてギャプ萌えだよね?
で、でも...北沢くんの匂い、いい香りがする...
「メイちゃん?」
島元くんに呼ばれ、北沢くんからパっと離れた。
「ご、ごめんなさい、ドジで」
「気にするな、もう昼休み終わるから教室戻るぞ」
北沢くんんは、大量に買い込んであるパンの袋を手に持つと、わたしの手を掴み教室へ戻ろうとした。
北沢くんにとって手を繋ぐって事は普通なのかもしれないけど、こうやって手を繋ぐって事に対して免疫が無いわたしは、ほんと困る...。