後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ
「メイちゃん、おはよう」
机でぼっとしていると声をかけて来たのは、島元くんだった。
「お、おはようです...」
ムリな作り笑いをして島元くんを見つめた。
「メイちゃん、その目?」
やっぱり分かるよね。いつもの3倍瞼が膨らんで鼻が赤いもん。
「えっと...昨日、お風呂で頭洗ってたら目にシャンプーが入って擦ったら尚更大変な事になっちゃって...」
ほんとは泣いたの...