後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ

北沢くんは、ニカっと笑うとわたしの前に手を伸ばす。


も、もしかして・・・これは、手を繋いで歩こうって事なの？

ど、どうしよう。さっきよりも心臓がどきどきしてたまらないよ。


このまま時間が止まってくれたら、もっともっと北沢くんの顔がゆっくり見れるのに。


そっと前に出された手をじっと見つめ自分の指を伸ばしていく。


初めてじゃないけど初めてのように嬉しい。


北沢くん大好き。