後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ


好きだよ、好きだから辛いし悔しいの。


「ちゃんと話し合うべきじゃないかな?話し合った結果砕け散ってきなさい。砕けた時は、拾ってあげるから」

死に行くんじゃないよ母さん。


「今はイヤ・・・でも」

「ウジウジしてないで小さな傷が広がる前にちゃんとしなさいよ」


「そんじゃ、私は、今から仕事に行くからね」


母さんは、わたしの背中をバチンと叩き鞄を持って家を後にした。


イタイよ母さん。


ジンジンした背中を手で押さえながらオムライスと焼きソバを食べ終えると


お風呂に入り、ぼっとしてから部屋に戻ってベッドにダイブし携帯を掴んだまま目を閉じた。











< 337 / 418 >

この作品をシェア

pagetop