後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ



ど、何処かへ連れていかれる?

「イヤ!」

北沢くんの肩から下ろされると車の中に引っ張られた。


「姉貴、家まで送って」


お、お姉ちゃん?


「凛・・・どうでもいいけど、監禁だけはしないでね」


運転するお姉さんは、車を進めだした。



「下ろして」
「黙れって」
「バカ」
「バカで結構」

もう一度バタバタと暴れるカラダを北沢くんの足の間に押し込められ


「何があったのか分からないけど・・・メイは俺のモノ」


そう言ってから、わたしの頬に手を当てるとキスをした。


「んんん・・・」

熱いよ・・・
どうしよう・・・
カラダの力が抜けていく・・・

< 355 / 418 >

この作品をシェア

pagetop