後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ
「オレの事キライになった?」
そんな事ない、好きだから、大好きだから辛んだよ。
「なんで、黙ってるんだよ」
ぎゅっと抱きしめられた手が震えてる。
わたしだって辛いんだよ。
だけど昨日保健室で何してたのって聞けない。
「ごめん・・・帰るね、明日学校で・・・」
涙を堪えながら北沢くんの手を離そうとするとパっと手を掴まれソファーに押し倒され
「ダレにもやらねえ」そう言って、わたしの目を見つめる。
ヤダ!
わたしのカラダごと縛りつけるの?
そんな北沢くんなんて大っ嫌い。
「イタイよ・・・北沢く離して」