後ろの甘々狂犬王子とペットなメイ
1時間目が始まって10分経ったぐらいに北沢くんが教室に入って来た。チラっと北沢くんを見るとピリピリした空気が漂ってる。
「北沢・・・遅刻だ早く席につけ」
北沢くんは、無言のまま自分の席に向かうとガタっと椅子を引き怒ったように座る。
「じゃ~今から英語のテストだから配るぞ後ろに回せ」
先生がテスト用紙を配って行くと前から段々近づいてきてテスト用紙を持つと息を吐いてから吸い込み口の端を持ち上げる。