そしてキミは花になる
「いや…なんか…死にそうな子が森に入ってってるって思ったから…」
わたしってそんなにヤバかったのかな?
まぁ一応、フラれたわけだし?
「って言うのは嘘です…」
はぁ?
もう…
なんなのこの人?
ってか、
「じゃ…じゃあなんで?」
わたしが不思議そうに聞くと先生は、少し迷ってから口を開いた。
「さっき…君さ…、フラれてたよね…?」
……
知ってんじゃん…
ならなおさらだよ。
「だったら1人にして下さいよ。それとも笑いにきたんですか?」
さすがにひどくない?