キミ色で染まるキャンバス


俺を見上げる彼女の目がやけに虚ろで色っぽいのだ



眠気が全然覚めないのか、不思議そうに首をかしげながら俺をじっと見る


いやいや、ヤバすぎる…!
この状況はダメだろ!!


1人であたふたしながら、
俺の理性の崩壊寸前になった時、



彼女は俺に抱きついてきた





…いや正確には、倒れてきた





あまりに急な出来事で驚きつつも彼女を支える




理性がどーのこーのなんて言ってる場合じゃない!



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