キミ色で染まるキャンバス

誰なんだろーなんて思いながら、長いベンチに抱えてた彼女を降ろす



相変わらず綺麗な顔だが、
本人は少し苦しそう…

…当たり前か…すごい熱だったし…



俺は彼女の肩を一定のリズムでたたきながら、救急車の到着を待った

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