キミ色で染まるキャンバス
「……いつからいないんですか?」



「…一週間ほど前よ…



火事でお亡くなりになられたの…


私共が救急車で運んで、病院に着く頃にはもう手遅れだったわ……」


喋りながら神崎の目は潤んでいく…


あいつ…あんな悲しい事実を持って生きてたんだ…


じゃあ…まさか………?
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