キミ色で染まるキャンバス



「違う!

人違いなんかじゃない!

俺はっ……─────」


ガラガラっ──────…


雨宮さんの返事に被さるように私の病室のドアが開いた



入ってきたのは、神崎先生だった



満面の笑みでこちらに向かってきて話しかけてきた


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