キミ色で染まるキャンバス


「……何ですか?」


明らかに不機嫌そうな顔を神崎先生に向ける雨宮さん


機嫌をとるように明るめな声で神崎先生が返事をした


「ちょっとお話♪

まぁまぁ、すぐ終わらすから♪」


そう言って神崎先生は雨宮さんの腕を引っ張った


すぐに怪訝な顔をして踏みとどまる雨宮さん

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