小咄

とある映画の主人公が真砂だった場合:その1

【キャスト】
孤高の殺し屋:真砂 家族をマフィアに殺された少女:深成
・:・☆・:・★・:・☆・:・★・:・☆・:・★・:・☆

「真砂っ!! 家族が殺されちゃった! 助けてっ!!」

「知ったことかよ。てめぇの身ぐらい、てめぇで守れ」

「わらわはまだ子供なんだよっ! あんなマフィア相手に出来るわけないでしょっ!!」

 渋面の真砂を気にすることもなく、真砂の部屋に入り込んで隠れる深成。

 そして数日後。

「真砂。わらわに殺人術教えてよ。殺されたあんちゃん(←え!?)の仇討つんだ」

「知るか。覚えたきゃ、てめぇの力でモノにしろ。ていうか、お前はいつまで俺の家に居座る気だ」

「わらわ、いつ狙われるかわかんないもんっ。いいじゃん、どうせ独り身なんだし」

 そして真砂と共に生活を続ける深成は、殺し屋である真砂が仕事に行くたびに、自分もついていって、必死に真砂の仕事ぶりを観察するようになる。
 が。

「貴様ぁ! そんなに身体を乗り出すから、バレただろうが!! 引っ込んでおけ!!」

「だってこれ以上引っ込んだら、真砂の手元が見えないもん~~」

「阿呆! 正面から見ないとわからん程度なら、やめておけ! 俺の邪魔をするなら、先にお前を殺すぞ!!」

 こういうやり取りが続き、すっかり真砂は仕事が出来なくなるのであった。

・:・☆・:・★・:・☆・:・★・:・☆・:・★・:・☆
 ……( ̄∀ ̄)あかん、深成相手だと無理だわ。
 興味津々の子供だから、邪魔ばっかりしそう。

 ていうか、これじゃ元ネタの映画が何かさっぱりわからん。題名を出していいものかわからなかったもので。
 パロディ過ぎて、題名出したところで全然違うけどね( ̄∀ ̄)しかも初めだけだし。
 わかる人だけ(いるのか?)ニヤリ( ̄ー ̄)としてください。
< 20 / 497 >

この作品をシェア

pagetop