いたずら太陽。〜世界で1つの光〜
せーの!!の声で本棚は簡単に持ち上がった。
「姫織!!姫織!!目開けろ。おいっ!!」
「太陽あまり揺さぶるな!
たぶん気絶してるだけだけど頭ぶつけてるならあまり動かさない方が良い。
あまり頭を動かさないように保健室に連れてくぞ!今のお前興奮状態だからオレが連れてく。」
そういって亮佑は軽々と姫織を持ち上げてスタスタ歩いていった。
頭の中ではさっきからずっと目の前で倒れていった姫織のスローモーションが流れてる。
あの時何もしなかったんだ。
動けなかった。
姫織を助ける事が出来なかった。
大好きなやつだからこそ何も出来なくて無力なオレが姫織を好きでいる資格なんて…
ない…。
「姫織!!姫織!!目開けろ。おいっ!!」
「太陽あまり揺さぶるな!
たぶん気絶してるだけだけど頭ぶつけてるならあまり動かさない方が良い。
あまり頭を動かさないように保健室に連れてくぞ!今のお前興奮状態だからオレが連れてく。」
そういって亮佑は軽々と姫織を持ち上げてスタスタ歩いていった。
頭の中ではさっきからずっと目の前で倒れていった姫織のスローモーションが流れてる。
あの時何もしなかったんだ。
動けなかった。
姫織を助ける事が出来なかった。
大好きなやつだからこそ何も出来なくて無力なオレが姫織を好きでいる資格なんて…
ない…。