いたずら太陽。〜世界で1つの光〜
執事姿の太陽が女の子達に囲まれていた…。


…。


前までの私だったら「イケメンは大変だな」って笑えてたけど…。


なんだろう?


胸がチクチクする。


太陽は女の子達の群れから出て私と亮佑君の所に来た。


どうしよう…。


今は会いたくないかも。


私の思っている事に気付いたか気付かなかったかは分からないけど亮佑君が私の前に立ってくれた。


亮佑くん…。


「姫織。
接客しておいで。
あそこのお客さん、なにか困ってるみたいだから。」


私に背中を見せたままボソボソと言ってくれた。
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