いたずら太陽。〜世界で1つの光〜
図書室だよね…?


着いたんだけど太陽はどこ?


いないんですけど。


「太陽??」


太陽が本棚の陰から出てきた。


「太陽話ってなに?」


ちょっとこわい。


別れようなんて言われたら…。


私次こそ本当に立ち直れないよ。


「あのさ姫織。俺何かした?さっきからずっと俺の事避けてない?」


私は必死に首を振った。


だって太陽のせいじゃないもん!!


「太陽は関係ないよ。」


「あのさ……関係あるんだけど。
お前は俺の…彼女だろ?
お前を傷つけたなら謝る。
だから話してくれ!!」


太陽は私を真剣に見ていた。


話そう。
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