どっちかなんて選べない!~ヤンキーくんと王子様~






「…またな」


一瞬開いて、咲月くんがそう返す。


手をひらひらと振ると、それも返してくれた。



「今日は良い日だ!」



イケメンのアドレスと友達が増えた、最高な日だ。


そんなことを考えつつ、私は家への道を急いだ。





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