もうスキすぎて~ヤクザに買(飼)われた少女~
「そう?別に深い意味とかはないからね」
「ごめん。嫌な言い方して」
「なんもだよ!!そんな日もあるって!!もしかして生理?」
瑠伊はさ、私の気持ちをいつだって晴らしてくれる。
言いたくないことを無理に詮索したりはしないし。
「違うから!!」
「なーんだ」
クスクスって笑う瑠伊につられて、私も口元が緩む。
「なーんだ。って何よ?」
「生理なら一緒だなって思って。なんか、嬉しいじゃん!!一緒だと……痛みを分け合ってるって感じで」
「そう?」
「うん?!!」