もうスキすぎて~ヤクザに買(飼)われた少女~
けど、学校を休んでまでバイトをしないといけないほどなんて初めてだ。
あの男、実はホストだったとか?!
“学校休むほど必要なの?”
“バイトしてたら、学校ダルいだけ!!”
なんだ、それなら安心。
元々、学校嫌いな瑠伊だから、毎日バイトとなるとダルくなるのもわかる。
“私が言うのもだけど、ほどほどにね”
“純麗に心配されると嬉しいから、もっと頑張っちゃおうかな!!”
“バカ。じゃあね”
“はいはーい”
瑠伊とのやり取りを終えた瞬間、肩を叩かれた。
「ねぇねぇ」
という声と共に。