もうスキすぎて~ヤクザに買(飼)われた少女~


私の体は、何かに吸い寄せられるように、とーちゃんへと近づく。



そして、大きな両手で掴まれた私の体は段々と熱を帯びて行く。



「こんな格好して、誘ってるのか?」



上目遣いで、そんなこと言われたら……



頭の中が溶けてしまいそうだよ。



「私にはとーちゃんの来る日も、時間もわからないから、誘いようがないよ」



「確かにそうだな」



鼻で笑うとーちゃんの綺麗な指が、私のバスローブの紐をほどく。



とーちゃん曰く、体格の割に少し大きめな私の胸。



私にとっては不都合でしかないその胸が露になると、その間に顔を埋めるとーちゃん。



何をするにも邪魔で、もう少し小さければ可愛いブラジャーが沢山あるのに。



と文句の付けどころしかないこの胸を、とーちゃんは好きだって言ってくれる。

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