ゲーム
「君が好きだから」

ここで言わないと堂々巡りが終わらない。

「同情でもない。君に生きていて欲しいんだ。一緒にいたいんだ」

たしかに最初は好意はなかった。

でもだんだんと惹かれて行った。好きになっていった。

思っていたことを全て伝える。

「弁当を作って来てくれた時、凄い嬉しかったんだ。昨日の弁当も旨かったよ」

「食べたの?」

「当たり前だよ。代夏ちゃんが作ってくれたんだから。また二人でご飯食べようよ」

代夏の返事を待つ。

どうかもう一度、オレの手を取ってくれ

オレに償う時を与えてくれ。

頼む
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