ゲーム
代夏についていつもよく行くと言う画材屋と言うか文房具屋に向かう。

「こんにちわ。頼んでたのありますか?」

代夏はすでに連絡してあったのか、初老に片足を突っ込んだ親父が代夏を見て笑った。

「もう準備してあるよ」

「ありがとうございます」
黒と茶、ピンクとあと数種類の色が代夏の前に広げられる。

「あと、スケッチブックを3冊ください」

「はいよ」

「はい、お金」

「まいどあり。あとこれはおまけだよ」

店主は、品物を入れた袋に、数本の色鉛筆をいれた。

「良いんですか?」

「お得意さんだからね」

「ありがとう」
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