私の私
あれは小学4年の時である。
両親のまたケンカが増えてきて、
弟は2歳になっており、私は小さな体で守っていた。
しばらく続くと信じられない言葉を聞いた。
「お父さんとはさよならするから」
「新しい家に3人で住むよ」
私にはどうすることも出来なかった・・・。
父も母もどちらも好きだった私は離れたくなかった。
でも言えなかった…。
その年の秋、引っ越すこととなった。
と言ってもそんなに離れるわけではなく、
学校も変わらかった。
だが、私にとっては世界が変わったように思えた。
昨日まであった当たり前が、
普通に話していた父が、もうそこにはいない。
両親のまたケンカが増えてきて、
弟は2歳になっており、私は小さな体で守っていた。
しばらく続くと信じられない言葉を聞いた。
「お父さんとはさよならするから」
「新しい家に3人で住むよ」
私にはどうすることも出来なかった・・・。
父も母もどちらも好きだった私は離れたくなかった。
でも言えなかった…。
その年の秋、引っ越すこととなった。
と言ってもそんなに離れるわけではなく、
学校も変わらかった。
だが、私にとっては世界が変わったように思えた。
昨日まであった当たり前が、
普通に話していた父が、もうそこにはいない。