…………すき。

お、おかしくないかな?!私!!

洋服もさらちゃんに決めてもらったし、メイクまでしてもらっちゃったし、大丈夫だよね?!



白のニットにピンクのスカート、ベージュのハイヒールをはいて、ベージュのダッフルコートを着て。


ハイヒール、歩きにくいよぉ。


そんな私を気遣ってくれてるのか、もともとなのか、ゆっくり歩いている雅。


もともと、かな笑



雅の私服、かっこいいな。


いつも眠そうなのに、今日はちゃんと目が開いてる笑


基本的に無口なのは変わらないけどね♪


そんなことを考えながら雅を見ていたら、

不思議そうな顔で雅が私を見てきた。



『……………………………???』


「あっ、ごめんね、なんでもないよ♪っわぁっっ!」


雅の方ばっかり見ていたら、転びそうになった。



『………………!!』


その瞬間、雅が私にぎゅっと抱きついて転ばないように支えてくれた…。


わぁぁぁああ?!

は、はずかしぃぃい!!


一人でパニックになる私。


『……あぶない。………………ん。』


そう言って雅が手を出してきた。



「ん???手????」


なんだろう???


『…転ぶと……………あぶない。………手…………繋ご。』


あ、そういうことね!なるほど!!


って、




ほぇぇぇえええええ?!?!?!



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