…………すき。
どきどき。
春休み最終日。
私が家でゆっくりしていたら、
インターホンが鳴った。
「誰だろう?」
独り言を言いながら玄関のドアを開けると、
『き、来てやったぞ!!』
!!!!!!!
……ゆうちゃんが立っていた。
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とりあえず、今家には私しかいないので、
ゆうちゃんに家にあがってもらった。
『あ、あがっていいのかよ?!親、親いないんだろ?!やばいよ!!』
「???なにが??やばいの????」
なぜか焦るゆうちゃん。
訳のわからない私。
「ほら、私の部屋行こ?」
私がそう言うと、
ゆうちゃんの顔が真っ赤になった。
「ゆうちゃん?!熱あるんじゃない?!?!」
焦ってそう聞くと、
『ばーか!ちがうもん。』
ちがうもんって。もんって!!
「な、なら、いいけど!」
静まれ、心臓!!
どっくんどっくんうるさいよ!!
『おい?どうかしたのか??』
ひょこっと首をかしげて私の顔をのぞいてくるゆうちゃん。
きゅぅぅぅぅん///
かわいい。この上なくかわいい。