…………すき。
私が下を向いていたら、
『……………???』
雅が私を見てきょとんとしている。
『……食べて…………くれる…の?』
雅が言った。
め、目が輝いてるよ!雅っ!!
あー、もう!!
「た、食べてあげるよ!!」
私がヤケになって言うと、
『……………ん♪』
ふわっと雅が笑って、
にんじんを箸でつかみ、
私の口の前に持ってきた。
「……え?」
訳が分からず、
とまどっていたら、
『あーんしてってやつよ♪』
さらちゃんが楽しそうに言った。
あーん?
え、ぇぇぇええええ?!?!
『おい!自分で食べればいいじゃん!!あ、あーん、とか!!』
そう言いながらなぜか、
ゆうちゃんが、顔を赤くしている。
『…大丈夫…………だから、……にんじん…………落ちちゃう………よ?』
雅がそう言ったので、
私は口を開けた。
ぅうう、はずかしいぃぃ///