大好きな君へ
「待って!」


え、起きちゃった?!


最悪だ………


しかも声かけられるなんて………



「佳奈美ちゃん、だよね?」

なんでそんなことを聞いてくるのだろう。
私は早くその場から立ち去りたくて適当に返事した。
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