大好きな君へ
「はーやーと!」


誰かが山田くんのことを呼んだ。


声がする方向を見ると綺麗な女の人がいた。


楽しそうに話す山田くんと女の人。


胸が苦しい。


なんで?


この女の人は誰?


山田くんの彼女?


疑問が私の頭の中でぐるぐる回る。



私はいつの間にか屋上から出ていた。
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