大好きな君へ
「佳奈美ちゃんは、俺に嫉妬とかしないと思うけど、誤解されたら嫌だから言っとくね。さっきの人は俺のお姉ちゃんだよ。」


お姉ちゃん?



お姉ちゃんと聞いて安心した自分がいた。



今日の私は変だ。


いや、山田くんと出逢ってから私は変だ。


奈々の言葉を思い出す。



私、山田くんが好きなのかもしれない。
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