情熱効果あり
「そうねー。今度、麻衣と遊びに来て」
「うん!まいちゃんと遊びに来てね!」
蓮と蘭は、哲志先輩と指切りげんまんをして、にこやかに帰って行った。
3人が帰って、薬局内はまた静かになる。
私はパソコンへの入力を再開させた。
「蓮くんと蘭ちゃんって、本当に哲志くんが好きよねー」
薬品の補充をしていた睦美さんが笑いながら話す。
「なぜ好かれるか不明ですよ」
本人でも好かれる要素は、分からないらしい。子どもの好みには謎が多い。
「でも、今度麻衣ちゃんと遊びに行くのね。楽しみだねー」
「楽しみではないですね…」
「ちょっと、そんな言い方って…ないですよ」
私の甥っ子と姪っ子に好かれるのが迷惑しているかのような口調に少しムカつく。
チラッと私に視線を向けたけど、何を言わずに書類の整理を続けていた。
ほんと…哲志先輩とは合わないとつくづく感じる。
「うん!まいちゃんと遊びに来てね!」
蓮と蘭は、哲志先輩と指切りげんまんをして、にこやかに帰って行った。
3人が帰って、薬局内はまた静かになる。
私はパソコンへの入力を再開させた。
「蓮くんと蘭ちゃんって、本当に哲志くんが好きよねー」
薬品の補充をしていた睦美さんが笑いながら話す。
「なぜ好かれるか不明ですよ」
本人でも好かれる要素は、分からないらしい。子どもの好みには謎が多い。
「でも、今度麻衣ちゃんと遊びに行くのね。楽しみだねー」
「楽しみではないですね…」
「ちょっと、そんな言い方って…ないですよ」
私の甥っ子と姪っ子に好かれるのが迷惑しているかのような口調に少しムカつく。
チラッと私に視線を向けたけど、何を言わずに書類の整理を続けていた。
ほんと…哲志先輩とは合わないとつくづく感じる。