情熱効果あり
幸せに過ごしているようで、安心した。安心したところで残りのオムライスを食べ始める。少し冷めたけど、まだまだ美味しい。
「でも、拓実と別れてよかったよ」
「何でですか?」
「拓実と別れてなかったら、今頃結婚してたかもしれないだろう?」
「でも、いつか別れてましたよ」
ずっと拓実と付き合って、それから結婚して一緒に暮らしていくことを考えられなかったし、別れたことに後悔はしていない。
「やっぱり麻衣は冷めているよ。それなのに、燃える恋がしたいなんて矛盾してない?」
「だって…したことないから。その人しか見えないとか、それだけが全てとか、恋愛だけに生きていくなんて考えたことなくて」
「ん、俺もそうだな。恋愛だけが全てとは考えられない。でも、自分の生活の中に特別な人がいてくれたらいいなと思うんだよね」
「哲志先輩…そろそろ結婚したいのですか?」
「でも、拓実と別れてよかったよ」
「何でですか?」
「拓実と別れてなかったら、今頃結婚してたかもしれないだろう?」
「でも、いつか別れてましたよ」
ずっと拓実と付き合って、それから結婚して一緒に暮らしていくことを考えられなかったし、別れたことに後悔はしていない。
「やっぱり麻衣は冷めているよ。それなのに、燃える恋がしたいなんて矛盾してない?」
「だって…したことないから。その人しか見えないとか、それだけが全てとか、恋愛だけに生きていくなんて考えたことなくて」
「ん、俺もそうだな。恋愛だけが全てとは考えられない。でも、自分の生活の中に特別な人がいてくれたらいいなと思うんだよね」
「哲志先輩…そろそろ結婚したいのですか?」