情熱効果あり
心痛
哲志先輩の家に泊まってから、早くも一週間が経っていた。
今週は何かと意識してしまったけど、哲志先輩の態度は今までと何ひとつ変わらなかった。
あの情熱的なキスは幻だったのかなとも思えてくるほどだ。
あの日も泊まったけど、あれ以上のことはされなくて、安心した。でも、目覚めた時にどこか物足りない気分になったことは内緒だ。
「こんにちはー!お世話になってます!」
「雅樹先輩、お疲れ様です」
「おお、麻衣。どうも!そういえば、例のビタミン剤、どうだ?調子はいいか?」
「効いていると思いますよ。肌の調子は良いですから」
雅樹先輩お勧めのビタミン剤は、1日2回服用している。それの効能のおかげか、肌の状態は良くて、吹き出物1つも出来ていない。
「冷え性のほうは、どうだ?」
「そっちはまだよく分からないですねー」
今週は何かと意識してしまったけど、哲志先輩の態度は今までと何ひとつ変わらなかった。
あの情熱的なキスは幻だったのかなとも思えてくるほどだ。
あの日も泊まったけど、あれ以上のことはされなくて、安心した。でも、目覚めた時にどこか物足りない気分になったことは内緒だ。
「こんにちはー!お世話になってます!」
「雅樹先輩、お疲れ様です」
「おお、麻衣。どうも!そういえば、例のビタミン剤、どうだ?調子はいいか?」
「効いていると思いますよ。肌の調子は良いですから」
雅樹先輩お勧めのビタミン剤は、1日2回服用している。それの効能のおかげか、肌の状態は良くて、吹き出物1つも出来ていない。
「冷え性のほうは、どうだ?」
「そっちはまだよく分からないですねー」