情熱効果あり
美咲先輩だって、私がいたら気分がよくないはずだ。だから、遠慮しておくべき。
「哲志先輩からの連絡を待っています」
明日は休みだ。何も予定がないから、ただ待っているだけなのは、落ち着かないとは思うけど、仕方ない。
「やっぱり、麻衣も一緒に行こう」
車を降りて、薬局内まで少しの距離を哲志先輩は私の手を握って歩いた。
温かい。安心出来る手だった。
「おはようございまーす!おっと!わお!お2人はとうとう…」
「あ!いや、これは特別な意味ではなくて…」
ここが職場ということを忘れてた。健くんに気付かれて、手を離した。
「いいんですよ。お2人さんが仲良くしてくれるのは、俺も嬉しいですし。ところで、いつからですか?」
「いや、まだ付き合ってはいない」
哲志先輩の言葉に私は頷く。
「結婚はする予定だけどね」
「え?」
「哲志先輩からの連絡を待っています」
明日は休みだ。何も予定がないから、ただ待っているだけなのは、落ち着かないとは思うけど、仕方ない。
「やっぱり、麻衣も一緒に行こう」
車を降りて、薬局内まで少しの距離を哲志先輩は私の手を握って歩いた。
温かい。安心出来る手だった。
「おはようございまーす!おっと!わお!お2人はとうとう…」
「あ!いや、これは特別な意味ではなくて…」
ここが職場ということを忘れてた。健くんに気付かれて、手を離した。
「いいんですよ。お2人さんが仲良くしてくれるのは、俺も嬉しいですし。ところで、いつからですか?」
「いや、まだ付き合ってはいない」
哲志先輩の言葉に私は頷く。
「結婚はする予定だけどね」
「え?」