情熱効果あり
「全くお前はいつも反応が冷たいよなー」
「冷たくない。別に普通だろ?」
哲志先輩の持つ普通の定義はどこかずれているのかもしれない。
だからといって、サプライズ好きの雅樹先輩が普通とは言わないけど。
「おい、冷たい哲志。お前はこれでも飲んでおけよ」
「何だよ、これ。俺は冷え性じゃないぞ…」
雅樹先輩は、持ってきたたくさんの薬品の中から一つの箱を取り出して、哲志先輩に渡した。
「それ、見せてください!」
私は哲志先輩の手にあったビタミンEC主薬製剤を奪い取って、箱に書いてある成分を確認する。
「ん?麻衣、冷え性か?」
「そうなんですよー、雅樹先輩。これシミやそばかすにもいいんですね」
「そうそう、肌もきれいになるから、お勧めだぞ。でも、麻衣はきれいな肌してるじゃないか」
肌がきれいと言われるのは、素直に嬉しい。
「冷たくない。別に普通だろ?」
哲志先輩の持つ普通の定義はどこかずれているのかもしれない。
だからといって、サプライズ好きの雅樹先輩が普通とは言わないけど。
「おい、冷たい哲志。お前はこれでも飲んでおけよ」
「何だよ、これ。俺は冷え性じゃないぞ…」
雅樹先輩は、持ってきたたくさんの薬品の中から一つの箱を取り出して、哲志先輩に渡した。
「それ、見せてください!」
私は哲志先輩の手にあったビタミンEC主薬製剤を奪い取って、箱に書いてある成分を確認する。
「ん?麻衣、冷え性か?」
「そうなんですよー、雅樹先輩。これシミやそばかすにもいいんですね」
「そうそう、肌もきれいになるから、お勧めだぞ。でも、麻衣はきれいな肌してるじゃないか」
肌がきれいと言われるのは、素直に嬉しい。