2度目の恋愛
錦 side

アイツがいきなり倒れた時……
正直マジでヒビッた……。

「い、出雲!??」

俺の目の前で力なく意識をなくした出雲を見て……もしかしたらこいつがこの世から居なくなるんじゃないかって思ってしまった。

怖い…。

俺はやっぱり…こいつが…。

俺はコイツを部屋まで送って布団に寝かせた。
穏やかに寝ている事にほっとした…

でも…。

「…りゅう…ちゃん」

出雲の口から出てきた言葉に俺は絶句した……。

なんで……。出雲が…。

それから10分位すると出雲は目を覚ました…。

いつもどーりボーとしている…。
ほんとコイツは…俺は少し微笑んだ…。

でも、やっぱり…出雲の顔を見ることは出来なかった。




お前は……ねぇーちゃんなのか?
間違いであってほしい…俺の勘違いであってほしい……。



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