素直になれない者同士の恋
幸せで甘いバレンタイン。
その陰には夏生がいたということを忘れないようにしなくちゃね。
後から聞いた話だけど、いずみは夕食の後に一旦は家に戻ったけど、夏生から挑発メールを貰ったらしくまたこっちに来たんだって。
ほんと夏生には、頭が上がらないな。
いずみと結びつけてくれた夏生にほんとに、ほんとに感謝している。
今度、夏生の好きなホットケーキでも焼いてあげよう。
いずみの柔らかい茶色に染められた髪を撫でながら、ぼんやりそんなことを考えた。
end♪