あの人は俺たちの兄だった。

俺たちは近くの階段から上に上りアシカたちのまえにやって来た

アシカは餌を欲しがるように見つめてきて、可愛い


“では、餌やりをやっていただきましょう!
目の前にありますバケツの中の餌をアシカたちに投げてくださいね。
どこに投げてもアシカたちがしっかりとキャッチしてくれます!”


俺たちは言われたようにバケツの中の餌を手に取った



「んじゃ、せーの!」



葎のその掛け声で俺たちは餌を投げ入れた

アシカたちは餌に向かって綺麗にダイビングする

アシカとはねた水が重なってとてもきれいに見える

これを見ただけでもまた一週間頑張れる気が俺はした

それからまた三回ほど投げ、あたりから拍手をもらって俺たちはその場を後にした
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