とにかく毎日呟くという二月の挑戦。〜言ってみよう！やってみよう！〜

14日。ぐるぐるバレンタイン。

【２月１４日金曜日】

バレンタインデー、キッス♪
思わず歌ってしまう。名曲だわー。

でも残念ながらわたくし今日はそれどころじゃねー！くらいバタバタしております。原因はこの大雪です。がおー！うおー！忙しいー！また警報出たー！高速止まったー！事故ったー！新幹線は大丈夫かー！？

おいソチどこ行ったアゲイン。

でも個人的には昨夜は深夜３時までがんばって起きてました。羽生くんのパーフェクトな演技に静かに絶叫して、フェルナンデスまで観て寝た。（大ちゃん、町田君、ごめん。）

明日早朝のフリーが楽しみだなぁ。
でも明日早朝勤務なんだよなぁ。起きたら結果出てるんだよなぁ。でもまだわたしこの後２１時まで仕事なんで朝３時に起きるのはちょっと…汗　　がうがう。

ダラダラ呟きます。


さて、３日間にわたって盛大に呟いてきた「絵本について」は、とりあえず今日でおしまい。
最近出会って、不覚にも泣いてしまった『おこだでませんように』をご紹介して終わりにする。

『おこだでませんように』
くすのきしげのり著

タイトルは「怒られませんように」という意味。主人公の男の子の願い事である。七夕の短冊につたない字で一生懸命書いたであろう「おこだでませんように」に心を揺さぶられる。

この男の子は、何をしても周りの大人に怒られてしまう。弟を泣かせてはいけません、どうしてお友達と仲良くできないの。なんで、どうして、と、いつも怒られる。一方的に見えるケンカにも、ちゃんと理由があるのに。大人はそれを聞いてくれない。泣くのをこらえて、男の子はそっぽを向きその場を逃げ出す。

七夕の日、神様に願い事を書くことになった。
なんでも書いていいよ、と先生は言う。男の子は考え抜いた末に、習ったばかりの平仮名で

お　こ　だ　で　ま　せ　ん　よ　う　に

とだけ書く。なんてささやかな、なんていじらしい願い事か。
大人はそこでハッとする。
言葉にできなかった感情が男の子にどれだけ蓄積されていたのか。どれだけ、心の中で泣いてきたのか。

最後に、お母さんは男の子をぎゅっと抱きしめる。
温かい抱擁は有無を言わさず愛情をダイレクトに伝える。
絵本の中の「おこだでませんように」の文字、男の子の表情、取り扱っている主題。理屈抜きに、胸に刺さるお話しだった。この絵、この文字だからこそ伝わってくるものがある。２日前に書いた「ベストマッチ」、まさにそんな本だった。

余談だが、これは著者のくすのきしげのりさんが、実際にショッピングセンターかどこかで見かけた短冊だそうだ。それを見て、この願いを書かずにいられなかった男の子の気持ちを想像したら涙が止まらなかった、というようなことが書かれてあった。

わたしは全然知らなかったが有名な絵本のよう。
機会があったら、ぜひ。

◆

先日の絵本図書室訪問、他にも色んな発見があった。
ちびくろさんぼ、が『トラのバターのパンケーキ』と改題されていたこと。（タイトルはそれでいいのか。）『ないたあかおに』の鬼がものすごく可愛らしかったこと。（これでは鬼が泣くという行為に全く驚きや違和感を感じない。）マンガみたいな台詞まわしで展開していく本がたくさんあったこと。（書きことば、という概念は大切にしてほしい。）

昨日のカチカチ山の件も合わせ、時代の移り変わりをこんなところでも感じた。新しいものには常にアレルギー反応が起こるものだけど、この件に関してわたしは違和感をそのままにしておけなかったので大人気なく騒いでしまった。不快な思いをした方がいたら申し訳ありません。

それから、mira！さんが昨日感想ノートに書き込んでくださったが、今回絵本について色々と考えるうち、自主規制というのは何も出版業界に限ったことではないんだなぁと思い至った。くさいものに蓋、叩かれる前に取り下げろ。

結果、何かにつけ「やらせていただく」「させていただく」の大洪水になっている、の、かなぁ、と。（＝俳優さんがよく言う「映画に出演させていただく」とか。違和感。）



ちゃんと書けなくてごめんなさいね、タイムアップです。

明日から３日間はこちらに時間を割く余裕がないので、あれしたー、これしたーの報告だけになりそう。でも、毎日とにかく何か書く！というのがそもそもの目的なので、ゆるーく見守ってやってください。

あ！
ここを読んでくれてるすべての方に、感謝を込めて。

ハッピーバレンタイン♪（むちゅぅ）←やめい