拝啓、浅葱色の貴方達。【短編】





斎藤一より



如月。脱退させてすまなかったな。


しかし、副長も悩みに悩んだ

結果があれなのだ。



恨まないでやってほしい。


俺は片時も如月の事を忘れた事は無かった。

例え如月が俺の事を忘れていたとしても。


………如月。お前だけは生きるのだ。

俺達新選組の誇りを知る、お前だけでも。


俺は新選組に居て、良かった───


………ではまたな、如月。………元気でな。





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