バレンタイン【短編】






彼の焦った声が聞えたと思ったときには、階段の下に彼が倒れていた。





『○▽◆☆*◇◎!?!?!?』





悲鳴にならない悲鳴を上げながら彼の傍に走りよる。




あ゛ぁああ゛あ゛……どうしよう!!




顔が真っ青になっているのが分かる。





「ん゛……うぅ゛……」





あ、よかった。いやよくない!!




ほ、保健室に!!




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