不器用恋愛~好きな人は幼なじみ~




この日から、わたしは絶対に颯真には自分の気持ちは言わないと心に決めた。



"俺たちの関係は、きっと壊れる"



その颯真の言葉が、
わたしの心の本音にさらに鍵をかけた。



颯真との"今"が壊れるのが怖い。



それならいっそーー



今のまま、友達として、幼なじみとしてやっていこうって。そう思った。



……それが苦しい片想いとしても。



< 14 / 190 >

この作品をシェア

pagetop